古典挿絵ポストカード。
オーブリー・ヴィンセント・ビアズリー（1872-1898）作品より。
バル・マル・マガジン誌（新政宗者）から抜粋。
イギリス・ヴィクトリア朝時代を代表するイラストレーターとして知られ、耽美・唯美主義に根差した独特の退廃的な描写が特徴です。
白黒のペン画が印象的な鬼才と謳われましたが、結核により25歳という若さで夭逝します。
特に『アーサー王の死』の挿絵を手掛けたほか『サロメ』の挿絵なども担当し、『イエローブック』『サヴォイ』などの文芸誌創刊にも携わります。